六カ所目。
阿佐谷の入りにくい店に飛び込みで行ってみるこの企画。いよいよ行きにくい店にチャレンジです。
先日、チャリで川端通りを走行中に気になる看板を見つけた。「鳥成」隣、グルクンやマッド・ホッグ・キッチンの入っているビルの三階看板に、「うずまき」なる文字が。
「うずまき」?伊藤潤二のホラー漫画か?しかし店の内容がまったく反映されない店名だ。新規客に、「来て欲しい」オーラがゼロ。しかし我々は、そこにソソられてしまうのだ。さらに上の階はどう見ても怪しいマッサージ。いよいよソソられるやんけ。
エレベーターもなく、階段をエッチラオッチラ。
扉を開ける。カウンターのバーが目に飛び込んできた。見回すと正方形の店内。カウンター内に店長らしき人、外に男性客が一人。「いらっしゃいませ~」とやたら明るく迎えてくれる。卓は、ゴージャス風な長いすに囲まれたのと、もうひとつ。15人は十分に入れる空間だ。明らかに、スナックの居抜きである。
赤いライトが店内を怪しく見せますが、よく見るとのれんや壁など、あちこちに「うずまき」が。そういえば店長は天パーで、ここにもうずまき。
ボサノバ風のカフェ音楽が軽快にかかっています。作りはスナックの店舗ですが、装飾はなかなかかっこいい。トイレには、ガンダムとアインシュタインの写真がかけてあります。
我々はハイボールを注文。静岡おでんがウリのようです。なぜかクッキーとかが山盛りの籠がつまみに出てくる。
お客さんは陽気な人で歴史好き。いろいろ話しかけてくれます。
始めて2年、友達が経営していたスナックを居ぬきで借りたんだそうです。開店はテキトー、9時頃が多いとか。終わりもテキトー。
「常連さんしか来ない」と店長。そりゃそうだろうなあ。三階までの階段は険しいぜ。お客は、いつもソファで寝ちゃうんだそう。そのまま朝まで寝ちゃうってことも多いらしい。
週五回来る客もいるとか。完全に常連さん御用達ですね。しかし居心地は結構良い。阿佐谷では格好いいバーのジャンルに入るし。
「うずまき」の店名は、他にないものを狙ったそう。でも、品川にもあることを発見したんだそうです。いろいろと渦をまきたい人っているもんなんですね。
深夜に親切にされたいなら、良いお店です。紅いライトのせいもあり、つい眠りそう。
(センセイ)
阿佐ヶ谷巡業6箇所目。
企画通りのお店がついにやって参りました。
店名「うずまき」、場所は3階、エレベーターは無し。
やるじゃないか。
確実になにかが渦巻いている、気になるスポット。
このビルの2階には、マッドホグキッチンがあり、一度行った事は有るが、この上にお店がある事などまったく知らなかった。
当然エレベーターがないので階段を上がる。
賑わうマッドホグキッチンを華麗にスルー。
背中に「あの人たちはいずこへ?」的な視線を感じたのは俺だけじゃないはず。
状況的にはこのビル4階に怪しいマッサージ屋さんがあるので、そこに向かう男二人・・・的なうわさ話で、彼らの酒の肴になれば幸いだ。
そして3階。
見事に中が見えない。
そして静岡おでんが中々シュール。
このコンビネーションは中々。
この感覚に興奮と緊張を秘めて、いよいよドアをオープン。
店内は暗めで赤っぽい照明があり、中々かっこいい雰囲気。
右手にカウンター5〜6席、左にソファ席が多分10人くらい座れそう。
店には店長さんと、歴史好きの常連さんのみ。
僕は何故かこの常連さんが千原兄弟の兄の方に思えて仕方がない。
いざ座って注文して飲んでると、篭にクッキーやら甘い物が盛りだくさんで登場。
色々と話して飲んでいると、結構居心地がよい。
他にお客さんがいないのあると思いますが、なんかこう、知り合い同士が集まって飲む感覚がします。
フードもも色々と有りそうで、オムライスだったり、「焼き肉ラーメン?」があるらしい。静岡おでんの突っ込みは忘れてたので、また次回。
どこらへんがうずまいているのかと色々探せば、細かいところに渦巻きグッズがあったりマークがあったりして、探すの結構楽しいです。
かな〜り濃いお店かなと考えていましたが、店長さんも気さくな人だし、内装も凝ってるので実は良いバーだと思う。結構隠れ家的なスポットになりそう。
最初入るのはかな〜り勇気がいりますが、店内全体が良い意味での「ゆるさ」が感じれると思うので、1人でな〜んとなく飲む時、ちょっとしたコミュニケーションが欲しい時、ゆるさを味わいたい時などは、ちょうどいいかも知れません。
うずまきには、「良いゆるさ」が渦巻いてました。
(ハヤト)
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