阿佐ヶ谷どうでしょう。

阿佐ヶ谷のディープな飲み屋~88箇所を巡ります。

FILE No.012

Tarot bar アーサ


センセイのコメント

ハヤトのコメント


巡礼12カ所目。

阿佐谷中学の裏に、「パティオ・エル・スール」といういい感じのビルがある。パール商店街JRを阿佐谷駅からから行けば、美容院「ネオフィリア」の次を右折したところの左。一階は食べ物屋。中華の「オトノハ」、ラーメン「五郎左」等。しかしその二階は、妖しい雰囲気を漂わす飲み屋が軒を連ねている。「入りにくい店」巡礼には、格好のスポットなり。

「エル・スール」はビクトル・エリセの映画のタイトルだが・・そんな叙情的な感じとは無縁なところがいい。二階にはデンジャラスな匂いがある。

ところで小生、連休中ということで、古い映画『旅の重さ』というのを見た。16歳の少女(デビュー作でヌードにもなる高橋洋子)が、母親の男関係を嫌い、家出して、四国を88カ所めぐりのようにお遍路する話。ま、元祖「自分さがし」ですな。拓郎の「私は今日までこうして来ました~」って曲が主題歌。我々も飲み屋で自分探しできるのだろうか?

なんて考えてたら、あるもんですねえ、「タロット バーArthur アーサ」。自分探しにはぴったりの店じゃあなかろうか。しかし、一人なら入らないな。ハヤトのおかけで初体験、ドアを押す。

暗がりに黒マントの魔女を予想していたが、正反対に店内は拍子抜けするほど明るい。ろうそくが意味ないほど証明が明るいのだ。ボサノバが有線で流れている。

カウンターは7席、大きなテーブルがあり、6席は座れるか。あと4人席もある。カウンターでカップルがカードで占いをしている。ママさんは50代だろうか?八重歯がなかなかチャーミング。

ジントニックは500円とある。ワタシはヒューガルテン(860円)を。デュベル用のでかいグラスが出てきた。チャージ1000円、とある。JR阿佐谷地域とは異なる価格設定か?つきだしに、マッシュポテトの唐揚げが出てきた。ケチャップで食す。

店内には、いくつも鉢の花や観葉植物が置いてある。入り口のテーブルには岩塩ランプや各種ヒーリンググッズも売っている。カモミール、ジンジャーミントなど各種TEAもあり。ま、癒しバーといったところだろうか。

で、お目当てのタロットだが。「タロット占い15分2000円」とある。「延長5分500円」なんだそうだ。

「いえ、私だったら2000円なんですけど、今日はいないモモちゃんは500円なんですよぉ」。

しかし、ハヤトはやる気まんまんである。「ママでお願いします」。ママさんも少々驚いた様子。

ママさんは小さなバッグのようなのを3つ取り出し、ハヤトに質問用紙を書き込むように言う。生年月日等を書いて渡すと、ママが辞書みたいなの繰りながらどんどんその紙の空欄に書き込んでいく。タイマーを動かして、いざ開始。

「生まれた正確な時間は分かりません?夕方とか朝方とか・・」「夜7時とかですかねぇ」とやりとりは進む。ハヤトも、酒飲みながらだが、結構、真剣。

「仕事、どうしていったらいいでしょうか?」
ママはタロットを切って、かき混ぜる。「ドキドキしてきた~」とさらに真剣なハヤト。ママもさっきまでのスナックの接客モードじゃなく、試合に出る選手みたいだ。ママは指ふらふらゆらゆらさせてまた、かき混ぜる。「自分で3つに切ってください」。

「仕事をやめようとしたことあります?6月7月くらいに辞めようと思ったんじゃないですか?」あれー、当たってる、とハヤト。

「カードは、新しいものにチャレンジしないように勧めてますね、とくに1月2月の新しい話はやめた方がいい」・・・ってな調子で占いは進む。

「遊び心も必要ね」。だから88カ所巡ってるんだな、とハヤト。「今年は裏から根回しの年、再来年は評価される時」となかなかのお答え。「彼女には自分の心伝えるの下手よねぇ」とも。

占いの夜は、深々と更けていくのであった・・・

開店して4年、18時から24時まで。月曜日定休、日曜は鑑定のみ、だそうです。
http://hs-arthur.com/

ここは深夜のパール商店街。未だにパールなのかパルなのか、正しい読み方は不明だが、パール商店街にいる。

時は若干さかのぼって、まだゴールデンウィーク。相変わらず人も店もまばらで次の巡礼地はどこかとほっつき歩く怪しげな二人組。補導の対象になる深夜徘徊とはこの事を言うのであろう。

いつもは駅界隈を中心に展開しているのだが、本日はお店が中々やっていないため南方へ大きく展開。まだ未開のエリアへ威力偵察を行う。

センセイが言う「ここらにはなかなか気合いのはいった堅牢な要塞がある」と。このパール商店街を南へ下り美容院「ネオフィリア」を発見したら次を右手に。


そこには、あった。


このゴールデンウィーク、あまりにも寂しい商店街を抜けた所に輝くネオンの要塞。飲み屋版九龍城砦かと思ってしまった。

かの有名な香港にあった九龍城砦は、一度入ったら出て来れないと言う程の物であったが、ここは入ったら出て来れるのでしょうか?違う意味で。

っと、思いつつ階段を上がってみるとなんと出会い頭に有るじゃ有りませんか。タロットバー。RPGか。


っと勝手に盛り上がりつつも、入るとなると中々手強い。1人デビューは中々難しそうだ。やはり黒魔術か・・・なんて考えつつも、進むしか道がないと悟れば、そう、進むまでなのです。

ドアを開けてみると、予想に反してとても爽やかな癒し系・アロマ系のカフェバー。カウンターに6〜7席と奥にでかいテーブルが二つあり、これも7、8人のグループでゆったりとしゃべりながら満喫できそうな広さ。

センセイはヒューガルデン800円、僕はジントニック500円、チャージが1000円で、お通しはハッシュドポテトが参上。フードメニューも色々と充実しており、本当にカフェみたいな感じだ。少し食べた行きになってきた上に、メニューのグラタンが異常に気になったが、やはり浮き輪の関係上控えておこうと思う。

さて、この「タロットバー」に入ったからにはせねばならぬ事がある。

そう、タロット占いだ。

生まれてこのかた、「今日のうらないカウントダウン」で、最下位が出れば大きく凹み、一位になればはしゃいで来ましたわたくし。そのうち最下位がいやで、7位以下の発表になるとテレビを消すと言う所行に及び始めるようなわたくし。「占いなんて気の持ちようだろ、統計データに過ぎないよ」と強がるが、大殺界に入るよと言われるとへこむわたくし。そんな黒豹なわたくし。


デビューしました。


タロットバー来たらやっておかないと意味ないでしょと言う思いは有るのですが、いざはじまると、やたら緊張。


まずは生年月日や、生まれた時間のヒアリング。自分のプライバシーを改めて言うのは以外と恥ずかしい。冗談を言ったら駄目なオーラがモンモンと出てました。

ママの手が、ゆらゆら〜っと動く!

ママの指先が、何か紙に何かを描いて行く!

ピブーティでも出んのか?と思うくらいのオーラがでる!

俺はチビリとお酒を飲む。

やや大きめのタロットカードが大きく切り分けられて、そして更に色々自分で分割する。そのうち何枚か切り分けて、俺の運命的なカードを出して行くようだ。いくつか出て、結果を言うとこんな感じだ。

「仕事を辞めかけた時期」←あたり
「仕事上で大きな決断をした時期」←あたり
「この直近来た話しが上手く行かない」←あたり
「あなたに今適した仕事、依頼」←あたり
「これから何をするべきか」←あたり

俺の結果に興味があれば、直接聞いてみて下さい。気分が乗ってれば教えると思います。まぁ知っても何の特にもなりませんが・・・。

しかし、真剣にやって頂いたおかげが、一喜一憂と言う物は無く、つい僕も真剣に耳を傾けていました。多分、これが占うと言う事なんだろうな。っとしみじみ思いました。

さてさて、肝心のお店ですが、看板にも書いてあるように、女性一人でも安心っぽいお店でした。カフェテイストで御飯もおいしそう。ハーブティーなどもあるので、そちら系が好きな方は向いているかもしれませんね。

(ハヤト)


Shop Information


店名: Tarot Bar アーサ

電話: 03-3317-2045

住所: 東京都杉並区阿佐谷南1-14-12 パティオエルスールビル2F

Web: http://hs-arthur.com/


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