阿佐ヶ谷どうでしょう。

阿佐ヶ谷のディープな飲み屋~88箇所を巡ります。

イザラ Les cuisines et Les boissons


センセイのコメント

くぼつ夫妻のコメント


43軒目。

今回も新しい相方を迎えます。くぼつ夫妻!!ジャジャーン。

若い飲み友達ですが、いつも互いに気遣って、「一緒にいて楽~」な感じが伝わってくるナイスなご夫婦です(「くぼつ夫妻」はコンビ名)。

一緒に同行願ったのは、南口ロータリーに出て右折、荻窪方面に線路脇を少し行った左側、「いちょう小路」。猪八戒の角を曲がった飲み屋小路です。

IZARRAはバスク語で「星」。バスクといえばスペインに属しながら言葉も民族も異なり、独立も望んでいるといわれるスペイン北部の自治州です。フランスとスペインという「濃い~」両国に囲まれながら、同化してしまわないところが素晴らしいですね。

ここのご主人はそのバスク語を喋るという都市伝説があり、それもバスク人と対等に会話するという。検証も兼ねて行って参りました。そもそも此処、高円寺北口の庚申通りにあった頃から気になっていたんですが、いつの間にか阿佐谷に移転。阿佐谷と高円寺、フランスとスペインみたいなものかいな?

お店はガラス張りで、開放的。

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黒板が出ていて、目を惹きます。「おすすめメニュー」にはフランス産チーズ、ポルトガル風タラとジャガスープ、小アジのエスカベシュと具だくさんサラダなどと書かれています。たんにバスクというより、ヨーロッパ各地料理ということなのか?お店の副題「Les cuisines et Les boissons」はフランス語だしね。食事とお酒、といったところかしら。

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フランスのCafe、イタリアやスペインのBarみたいな線か。「シックで気楽にお酒とおつまみを楽しめる」とお店の名刺にあります。

さて入ると右にカウンターが「く」の字、7人は座れます。キッチンはかなり広め。

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各国のステッカーが貼ってあったり、調味料も見たことないのばかり。国際色豊かですね。

ワタシたちは6つある卓を2つ並べて3人で座ります。隣はアメリカ人のおじさんと日本人混成チーム。外国人も入りやすい店といえばcaveとかがありますが、そう認識されているようです。

天井からは唐辛子が吊るしてあります。

ご主人登場。小柄なおじさんといった風貌です。「チャージはとらないので一人一品お願いします」とのこと。チャージなしは阿佐谷らしく、一品というのはウチは料理店なんだ、ということですね。自信が漂い、楽しみです。

じゃあワタシは「豚肉とトスカーナ豆」。煮込みです。くぼつ夫妻は「ポテトサラダ」と「鶏のパテ」。一癖も二癖もありそうですね。

 先に出てきたポテサラは、居酒屋にある和風のとは違い、素材感があります。茹でた鳥ササミと、輪切りの胡瓜。

お二人は生ビールで、ワタシはワイン、ここはビオがグラスである(グラスは一種のみ)で、その白で乾杯~。ビオがあるところが、洒落てます。

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続いて鶏レバーのパテ。パテが柔らかく、ふわふわのパンに塗って食します。「バードランド」のと同じタイプですね。

「どうですか?」とご主人。「美味しいです」と言ったものの、それだけでは芸がないのでさっそく尋ねてみましよう。

「バスク語をお喋りになるって噂がありますが、本当ですか?」

んん~、と一瞬考えた後、

「#@〒♯♭♪◯※*¥$℃」、言葉を替えて「+<√∠¶♪◯ʼn¶‡†*&#」

「僕は昔は喋ったんだけどねぇ、いまはあまり使わないから喋られなくなったと、フランス語とスペイン語で言ってみました」とご主人。

煙に巻かれたような気もしますが、ほぼ都市伝説は解明できたとしましょう。

「豚肉とトスカーナ豆」が出てきました。豆は柔らかく煮込まれています。豚の相性がいい。

ダンナの方の「くぼ」ちゃんは「ジンジーニヤ」、ジンのチェリー酒をロックで呑んでいます。

ワタシも何か、変わったものを。

「ブラジルの『カイピリーニャ』がお薦めカクテルですよ~」とご主人。あちらで大人気で、 40度のサトウキビの蒸留酒カシャーサで、量がふつうのカクテルの四倍は入っていて、ブラジルのフォワード四人の強さ」ですと、なんとも魅力的なオススメ文句。頼んでみます。

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 出てきたのは、ライム皮てんこもりです。これはすっぱくて美味。チェイサーがあれば4人のフォワードでも突破されないでしょう。

かな~り満足したのでお勘定をしようとしたら、スイートが出ますよ、とのこと。どうやら手作りは趣味も兼ねているみたい。奥さんの「つ」
ちゃんも嬉しそうです。

ヨーグルトは自家製、苺が並び、アップルパイも。それぞれ人数分あります。さらにもう一皿は焼き菓子。

 「日本人は長く働きますねぇ。EUだと労働法で8時間しか働いたらいけないから、2時に上がって職人が建築をみたり芸術を鑑賞したりして、それが斬新なお菓子のアイデアになったりするんですよ~」。

でもご主人は17時から深夜までだと長時間労働ですね、と返すと、

「私は好きでやってるから、いいけど」と。のんびりとヨーロッパの風に吹かれたい方にはオススメです。ご主人はブラジルも長いらしいですよ。

(センセイ)

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こんにちは、こんばんは。阿佐ヶ谷在住の飲んべぇ会社員夫婦です。
センセイにお誘いいだき私たちも、阿佐ヶ谷ワンダーランド巡りに参加させていただくことになりました。
よろしくお願いしたします!

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では早速ですが、今回センセイと行ったイザラは、川端通りを少し入った場所にあります。
猪八戒さんの角を曲がった飲み屋さんが集まっているあの通りですね。
この辺りは、お店が特に密集していて独特の雰囲気がありますね。

ドキドキしながらお店に入りました。
中には男女4名のグループとカップルらしき2人。
日曜日の夜21時過ぎにも関わらず
とっても楽しそうにおしゃべりをしていらっしゃいました。

そんなとき、マスターは。
早速、ドリンクを頼むとちょっとちょーっと頑固そうなマスターから
「お通しなど、とっていないので1人、1品は 注文して下さい」と
お願いが。ちょとドキドキでしたね。

お料理はこんな感じです。

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■ポテトサラダ(すみませんお値段わすれました)
オシャレな盛り付けと 鳥のササミなど付いていて、なかなかボリュームがありました。
ポテトのシャキシャキ感が残る食感が良かったです

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■若鳥のレバーペースト 600円
濃厚でしっかりしたお味。想像よりも“レバー感”がなく食パンに付けていただきました。
お皿に添えられた小さなピクルスも良い感じです。
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■豚肉とトスカーニャ豆煮 600円
トマトベースのスープに厚切りの豚肉と豆。
サッパリした味付けでした。


ドリンクはこんな感じです。

■生(モルツ)400円
リーズナブルです。
お店の価格帯の参考にしてみてください。
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■ジンジーニャ(ポルトガル)500円
サクランボ入りのジン!サクランボがかわいらしいですね。

■カイピリーニャ(ブラジル)700円
底にライムが入った、40度のラム酒。
コップにあふれるほど、注がれています。
常連さんは、これを3杯以上 飲んで行くそうです。ひゃー!
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■サングリア(スペイン)500円
赤ワインに イチゴ、バナナ、キウイが入ってます。
もうこれは「フルーツパフェ」。とても可愛らしい感じです。

最後に、マスターは、フランス語とスペイン語が堪能。
若い頃に行かれてたそうです。
しかし、現在も海外でお菓子の修行もされているとの事。
先日はバルセロナのご友人のとこで修行されたそうです。
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そんなマスター手作りのケーキや焼き菓子もご馳走になりました。
本格的な味にビックリです。こちらのデザートは、女性限定のコースに必ずついているそうなので、女子会なんかにはいいと思います!

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阿佐ヶ谷には、まだまだ行った事のないお店がいっぱいです。
次は、どこへ行くのでしょう。


くぼつ夫妻 (36才男性 / 29才女性)


Shop Information


店名:

電話: 03-3392-0757

住所: 東京都杉並区阿佐谷南3-37-5

平日17:00~
日祭日16:00~0:00
不定休

Web:


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